こんにちは。NABIKIです。
前回に引き続いて、今回もゼウスカルネージハートセカンドについて
語っていこうと思います。
O.K.Eとは?:
さて、今回は本作品を彩る存在でもある、O.K.Eについて語っていきましょう。
前回も説明した通り、O.K.Eは本来人が近づくことのできない、真空や
汚染区域といった、危険地帯での活動を前提に制作されていたロボットが
軍事目的の観点からも注目を集めたことで、兵器利用されるようようになったという
経緯があります。
そのため、どの機体であっても戦闘用の武装を少なからず搭載しており
戦闘用無人起動兵器という呼ばれ方をしている側面がある。
そんなO.K.Eにはいくつかの種類があり、スタンダードとなる二脚型や飛行型、
ホバー型に車両型、果ては多脚型など、バリエーションに富んでいるのも
魅力の一つである。
作戦活動を行う地域によっては、飛行型でないと進めない地形もあるので
その時のプレイに合わせて、機体を選んでいく必要があるのだ。
しかし、どれほど技術が進もうとも、どんなものにも弱点や特徴といったものは
現れるものである。
それでは実際に、O.K.Eの紹介を下に示していこう。
綾影(あやかげ):
二足歩行型の機体。攻撃手段はメイン武装となる銃での攻撃やサブウェポンとなる
ミサイル、ロケット弾の射出。または機雷などの射出。
近距離では格闘攻撃も可能である。
特に突出した性能こそないものの、二脚型特有のあらゆる場面で活躍できる
オールラウンダーとしての強みを持っている機体であると言える。
エッグノッグ:
たまご酒の意をもつ、二脚型の機体。綾影に並んでオールラウンダーな機体。
メイン武装は徹甲弾やビームガン。サブウェポンはミサイルやロケットの射出。
こちらも格闘攻撃が可能なうえ、グレネードも標準装備で装着可能。
他の二脚型との大きな違いは、回避するときのアグレッシブなジャンプであろう。
この動きはエッグノッグのみが持つ機能であり、回避後に大きな隙を生むものの
追尾してきたミサイルを振り切るほどの跳躍力を持つので、
回避に組み込むことが出きれば、被弾を抑えることにも繋がるのである。
ジェイラー:
監獄守の意を持つ機体。最大の特徴は右腕の大型のシールド。
このシールドは前方からの射撃攻撃、ミサイルやロケット弾などを
問答無用でほぼ無効化するほどの性能を誇っており、
正面切っての射撃攻撃においては作中最強の性能を誇っている。
ただし、近距離格闘をシールドで防ぐことはできないため、
機体の動きが緩慢なこともあって、格闘戦は二脚型の中でも
もっともニガテな機体となっている。
また、近距離戦では格闘である蹴りを繰り出すこともできるが、
動きが鈍重なこともあり、あまり使用される場面はないのが実情。
ノーランダー:
名前のモデルは人名となっているが、どこの国や地域で使用されるのかは不明。
他の二脚と比較した際の特徴は、右手に装填されたグレネードである。
直撃させることで被弾させるクラスターハンマーや着弾範囲に炎上効果を
もたらすナパームグレネードを装填することができる。
サブウェポンはミサイルやロケット弾など。
しかし、ノーランダーの最大の特徴は、その格闘能力にある。
近距離戦では、両手から繰り出すチョップに加えて、強烈な回し蹴りを
繰り出すことができるのである。
これらを連続して繰り出された場合、態勢を立て直すことができなくなり
そのままハメられて破壊されることになる。
弱点は、飛行型に対して、グレネードが当てられないことに加え、
サブウェポンを全て射出してしまったら、格闘戦など、飛行型には
一切通じないため全くの無力となってしまう点。
ラスティネール:
さびた釘の意を持つ機体。またはカクテルの一種でもある。
二脚型の中でも、ジェイラーと並ぶ重厚な機体。
二脚型の中で唯一の強力な武装、カノン砲を搭載することが出きる。
サブウェポンは他の機体と同様、ミサイルやロケット弾など。
近距離戦では格闘も可能だが、動きが緩慢なため、あまり多用されることはない。
加えて転倒した場合に、起き上がるまでに時間が掛かるため、
下手をすれば、そのままハメられて破壊されてしまう、
二脚型の中でも最大のデメリットを抱えており、運用するには
相当の技術力やプログラミングが求められる、上級者向けの機体。
ネグローニ:
名前の明言はされていないが、カクテルの一種から取られていると思われる。
ノーランダーと同様に、格闘戦を重視して制作された機体。
武装はノーランダーと全く同じであるグレネードやミサイル、ロケット弾など。
格闘戦もノーランダーをモデルにしているような、チョップでの連撃と
最大の特徴は、ノーランダーが回し蹴りだったのに対して、
こちらは跳躍かかと落としが最大火力の攻撃となっている。
格闘重視の機体の定めである、飛行型の機体に対しては、サブウェポンを
撃ち切ってしまった場合は、ほとんど応戦することができずに
ほぼ無力となってしまう点であるだろう。
ちなみに、この機体が登場するのは、初代ゼウスではラストステージのみ。
実は火星軍部で、極秘裏に開発されていたという経緯があり、
木星圏での叛乱を鎮圧するべく、火星軍の特殊部隊が繰り出してくるという
隠しキャラクターとしての側面が強い機体である。
もっとも、格闘重視の機体は運用が難しいため、上級者でなければ
扱うのに苦労するため、妥当な立ち位置であると考えられるが・・・
トリンカー:
酒飲みの意を持つ機体。二脚型の中でも、唯一人型ではない、虫のような
独特なフォルムとなっている。
設計のコンセプトは、倒れそうで倒れない、酔っ払いの千鳥足をモデルに
しているとも言われているが、独特なバランス感覚で歩行している辺り、
コンセプト通りの機体になっているとの評価を受けている。
メイン武装は徹甲弾やビームガン、拡散弾やCPU制御を妨害するパルス弾など。
サブウェポンは機雷や地雷。ミサイルの追尾を妨害するチャフ弾の射出である。
二脚型の例に漏れず、近距離での格闘戦では、強烈な前蹴りを繰り出してくる。
ただし、この機体が登場するのは、次回作であるゼウス2からであり、
残念ながら、初代ゼウスではその姿を拝むことができない。
まとめ:
今回は二脚型について語ってきましたが、いかがでしたでしょうか。
もっとも使い勝手が良い代わりに、その特徴を最大限活かしていくのが
難しいという、悩ましい点を持っているのが、二脚型の魅力でしょう。
二足歩行にはロマンがあふれているので、いくつになっても
こちらの男心(?)を刺激してくれます。
それでは今回はここまでになります。
次回もゼウスのO.K.Eについて語っていくので、
気になる方も気にならない方も、また読んでいただければと思います。
それじゃあ、あじゃどう!
ΩND