こんにちわ。NABIKIです。
今回もチャージマン研!について語っていこうと思います。
前回はジュラル星人を紹介しましたが、その中でも愛に目覚めた個体や
鬼畜っぷりが目立つ研に比べて、人間味や良識的な面が目立つ彼ら、
通称”ジュラル聖人”について解説していきます。
本来は地球を侵略するために襲来した彼らであるが、先にも話したように
地球人を傷つけることに抵抗を憶えたものもいる。
中には聖人ではないが、結果的にそのように捉えられるものたちもいるので
そちらは別の機会にでも解説していこう。
X-6号:
第08話に登場。研を抹殺すべく、地球人の女性に化けて彼の命を狙うも、
何故か研を殺すはずが、自分が倒そうとした木の下敷きになりかけたところを
研に救われる。
結果的に研が倒木に足を挟まれて気を失い、X-6号にチャンスが訪れる。
しかし、彼女は自身を助けた研を殺すことにためらってしまう。
そうこうしている内に、研を助けに来た渚先生が来たところで逃走。
魔王様からせっかくのチャンスをふいにしたことにより折檻されてしまう。
この際に魔王様から「感情などという下等なものはとうの昔に捨て去ったのだ」と、
言われるのだが、肝心の魔王様がお怒りなので、些か説得力に欠ける。
最後のチャンスに、研が入院している病院に潜入して、再び抹殺を図るのだが
襲撃の際に寝ていた研が目を覚ます。
ちなみにこの時の目を覚ました顔は、この筆者のアイコンにもなっている
通称”キチ顔”である。
すんでのところまで刃を振り上げたものの、彼女は最後まで研を殺すことに
抵抗を持っていたため未遂に終わったのであった。
できれば仕留めて欲しかった・・・
自身の気持ちが葛藤する中、最後に「私には捨てたはずのモノが残っていた」と、
研に告げ、病室を抜け出す。
しかし、任務を遂行しなかった彼女を他のジュラル星人が許すはずもなく
その場で粛清されてしまう。
他のジュラル星人は研によって殲滅されたのち、研によって
「忘れないよX-6号。ジュラル星人の中にも君のような敵がいたことを」と、
彼女の墓に花を供えられる場面で物語は幕を閉じるのであった。
愛に目覚めた者であろうが、ジュラル星人であれば容赦なく敵認定するあたり
研のドライさが際立っている印象的なエピソードである。
J-7号:
第43話にて登場。元は任務で街に住む地球人を皆殺しにするためにやってきた。
剣道道場の師範代として、地球人に擬態しつつ任務を遂行するつもりであったが、
地球人を殺すことに抵抗を持っており、なかなか任務を遂行できずにいた。
そこへ他のジュラル星人安定のバレバレ擬態が現れて、何故任務を遂行しないのか
彼に問いかける。彼は「僕にはできない!」と断言し、「地球人はジュラル星人が
失った尊いものを持っている!美しいものにさえ泣くことさえあるんだ!」と
仲間たちを説得するも聞き入れてもらえず、裏切り行為として認識された彼は
他のジュラル星人からの光線技を受けて、消滅してしまう。
もちろん研は見ているだけなので見殺しになっている。
いつものようにジュラル星人を撃破した研のもとに
バリカンが近寄り、「ジュラル星人の中にも、師範代ようなやさしい人が
いるんだね」と告げたのに対して「違う違う、あの人は」と淡々と返す。
ここでいう”違う違うあの人は”というセリフは次の二通りに聞き取れる。
①あの人はいい人ではないという否定
②あの人は他のジュラル星人とは違うという意味
あとの会話で研が「お兄さんみたいな人だったよ」と、語っているため
②の他のジュラル星人とは違って、いい人であったという解釈の方が
納得はしやすいのだが、先述したようにバリカンが師範代をいい人であったと
語った直後に「違う違う」と言っているため、せっかくの感動シーンを
研がブチ壊してしまっているような状況になっている。
如何だったであろうか。
いつもに比べて短いが、今回はここまでにしておきましょう。
次回は明確なジュラル聖人とは違うものの、
比較的どこぞの研より良心的な彼らの一面を紹介できればと思います。
気になる方も気にならない方も、また読んでいただければと思います。
それじゃあ、あじゃどう!
ΩND