こんにちわ。NABIKIです。
前回に引き続いて、今回もチャージマン研!について
語っていこうと思います。
前回はおおまかな話しと、ブッ飛んだエピソードを抜粋して
お届けしましたが、今回はチャージマン研!を語るうえで外せない
魅力的な(?)キャラクター達を解説していこうと思います。
第一弾は、主人公 泉 研からです!
それでは、ど う ぞ
概要:
泉 研(いずみ けん) :
言わずと知れた今作の主人公であり、問題の主犯格たる代表者の一人。
普段は小学校に通っている普通の子供だが、いざ、ジュラル星人が現れると
チャージマンに変身。地球の平和を守り抜くため、彼らとの戦闘に
その身を投じていく。
チャージマンに変身するだけあって、身体能力は全編を通して
高いことがうかがえる。
また、ジュラル星人に対抗するための戦闘マシンである、「スカイロッド」を
乗りこなすなど、若いながらも機械の扱いにも長けている。
普段は妹であるキャロンやペットロボットのバリカンと外で遊んだりして
平和に暮らしていることがうかがえる。
そんな彼であるが、弱点は少なからずあり、女の子からの誘惑(ハニートラップ)
に引っかかったり、算数は苦手であると答えるなど、年相応な場面が
たびたび描かれている。
ここまでなら、年相応の至って普通な少年に思われるかもしれないが、
問題はここからである。
前回の内容でも触れていたが、このアニメでは何故研が変身するのか
一切触れられることは無い。
そればかりか、何故ジュラル星人が攻めてきたのかも一切語られない。
何の脈略もない状態から、唐突に敵が攻めてきて、いきなりの何の前触れもなく
主人公が唐突に変身するという、シュールな光景が日常的に描かれる。
これだけなら、説明不足なだけで済むかもしれないが、問題なのは
彼自身の行動にある。
結構人として怪しい行動が目立つので、下にその抜粋を記載しよう。
第06話:
・序盤こそ、チャージマンであることを隠しているような描写となっているが
そもそも普段から着ている服が、胸にデカデカとKと描かれた服を着ており
どう考えてもバレバレであることは周知の事実である。
第07話:
・西部ガンマンを舞台にしたテーマパークにて、インディアンと思わしき存在が
馬に乗って目の前を通過するのだが、研を含めたキャロン、バリカンの三人が
特に何かしたわけでもない、インディアンにいきなり発砲する。
物語の後半でテーマパークであることが判明し、拳銃もおもちゃであると
思われるが、攻撃されたわけでもないのに、いきなり発砲し始めるのは
常軌を逸した行動であるとしかいいようがない。
第08話(他含む):
・時たまドヤ顔や腹立たしい表情をして、視聴者の怒りを煽る。
有名なのは、第08話で奇襲を受けたときの驚愕した時の表情。
通常”キチ顔”
褒められたりすると、照れたような表情をするのだが、その時の顔が
なかなかにムカつく顔をしており、こちらの不快指数を上げてくる。
第16話:
・キチレコの回で、キチレコの音楽を一家で聞いてしまったときは
ジュラル星人の仕業であると見抜くのだが、ここで例の問題発言が出る。
「お前たち!よくもあんなキチガイレコードを!」
たしかにジュラルの攻撃は回りくどく、人を狂わせるレコードであることは
その通りなのだが、仮にも主人公たるキャラクターの身でありながら
ここまで過激な発言をしている場面には、ツッコミせざるを得ない。
また、このあとに「今度という今度は許さないぞ!」と言っているが
今まで許したような場面は一度として存在しない。
事件が解決した後の行動も理解しがたく、どこから持ってきたのか
貝のような楽器でいきなり珍妙な音をひりだす(通称キチ貝)
キャロンやバリカンが聴いていたレコードの音楽をいきなり止め、
いきなり高笑いを始め、二人と追いかけっこをし始めるという
全く流れが理解できない行動を起こす。
先ほどのキチレコ発言も含めて、この回は屈指の意味不明な
エピソードとして語られている。
第22話:
・ジュラル星人との戦闘を終え、彼らの本拠地を叩かない限り戦いは続くと悟る。
「今に本拠を見つけ出し、殲滅してやるぞ!」と誓う。
この年の子供にしては、やたらと殺意が高い。
第23話:
・恐怖!精神病院!では正気を失ったかのような話し方が描写されたが
実際は、精神病院に潜入し、秘密裏に進められている地下工場の
ミサイル建設を調べるための芝居であったと判明する。
しかしその直後に、変な顔で脱力している場面が描写されており
実際おかしくなっているのではないかと視聴者から指摘されることがある。
また、この病院の院長がミサイルでヨーロッパを攻撃することを知った研は
「院長!あなたは狂っているんだ!」と発言するが、視聴者からしてみれば
普段から狂っているのは研であることに間違いはなく、
「お前が言うな」とブーメラン発言になってしまっている。
第25話:
・「これから毎日家を焼こうぜ?」で有名な雄一少年の回。
ジュラルから脅迫を受けていた雄一少年は何を思ったのか、何故か研に
ことの顛末を説明する。ジュラル星人の仕業であることを見抜いた研は
雄一少年に変装してジュラル星人を撃破する。
事件が終わりを迎え、雄一少年は家族と仲直りするのだが、
彼が放火したことに関しては全くのスルーである。
第35話:
・ボルガ博士の回では、彼がジュラル星人に誘拐される現場を見たことで
レセプションに現れた博士が偽物であることを伝えるのだが、
博士の姿が鏡に映ったことで、本物であることを確信する。
しかしの何の説明もなく、いきなり博士の体から発せられている
爆発物のカウントダウンを謎の力で聞き取り、ボルガ博士の体内に
爆弾が埋め込まれていることを悟る。
これまた唐突にチャージマンへ変身した研は、スカイロッドまで
博士を無理やり連行する。
「何をする!?」と至極まっとうなツッコミをする博士を尻目に
博士は既に殺害され、バクダンを埋め込まれた人間ロボットであることを告げ、
後ろに迫りくるジュラル星人の宇宙船に向かって、
「ボルガ博士!お許しください!!」と博士を投下するのであった・・・
この話しは唐突な急展開が他のエピソードよりも目立っているため
知っている人も多いのではないだろうか。
第36話:
・多くの病院で新たな命が生まれる中、ジュラル星人の悪辣な策略により
生まれてきた新生児たちには体に異常が発生していることが数多く報告された。
ジュラル星人の仕業であることを見抜いた研は、患者たちを避難させたのを
皮切りに、ジュラル星人の前にヒーローらしからぬ声を上げていきなり変身。
アルファガンで跡形もなく、溶かしてしまいジュラル星人を全滅させる。
この回のジュラル星人は回りくどいとはいえ、生まれてくる赤子が
奇形児になるように仕向けており、非常に胸糞悪い作戦となっており、
普段の作戦とは違うジュラルに明確な敵意を抱いた視聴者も多く
この時ばかりは研の鬼畜さが頼もしいとの声がある。
余談だが、ジュラルとの戦闘に突入する前に、「チャージマン、殺してヤル!」と
言われているが、この年の少年でありながら、「それは僕のセリフだ!」と
言い返している(要約すると、お前らを殺すと同義である)
第37話:
・研達が飛行機に乗った際に、偶然飛行機がハイジャックされてしまった。
他の乗客もいたため、下手に動くこともできない状態を余儀なくされる。
しかし、乗客の一人に化けたジュラル星人がハイジャック犯に攻撃を
仕掛けたことで、ジュラル星人との戦闘に突入する。
ジュラル星人を撃破する途中で、いきなりスカイロッドが飛行機に向かって突撃。
当然、機体に大穴が開いた飛行機は炎上を始める。
飛行機から脱出するために、一行はスカイロッドに乗り込んで
脱出したところで、飛行機は大爆発。
なんとか研たちは脱出することに成功したのだが、色々とツッコミどころが多い。
この飛行機に搭乗していたのは、変装したジュラル星人曰く、研達を除く
全ての乗客の分のチケットを買い占めたとのことである。
この中に飛行機の操縦士たちが含まれるかは不明。
仮に操縦士たちがジュラル星人でない、地球人であった場合、
研達は自分らだけが助かるために、スカイロッドで脱出を図り
操縦士を含む、飛行機の関係者をみすみす見殺しにしたことになる。
なんなら、スカイロッドが突っ込まなければ、飛行機は炎上していなかったため
研達が殺害したも同義であるとも見れ、なかなかに狂っている
エピソードとして知られている。
第48話:
・ジュラル星人の策略によって、孤島に捕らわれることになってしまうのだが
激しい日差しにより、体力を奪われ戦う気力を失ってしまう。
しかし、雨が降ったことにより、のどの渇きを潤した研はチャージマンに変身。
ジュラル星人を見事に撃破するのであった。
しかし、そもそもチャージマンに変身するには光が必要であり
作中のように雨が降った状態では、光を取り入れるのが難しいため
変身することができないはずなのである。
であるにも関わらず、何故か変身に成功しており、設定そのものを
思いっきりガン無視することになってしまっている。
第61話:
・バリカンの友人と名乗るロボットが泉一家を訪れるのだが、
実際はジュラル星人の送り込んだバクダンロボットであることがのちに判明する。
ジュラル星人の手先であることを聞いてしまったバリカンは捕らわれの身と
なるのだが、どういう原理なのかいきなり頭の中で祈り始め、
何故か研にテレパシーが通じるという無茶苦茶なことになっている。
第63話:
・殺人ボクサーの回では、ボクサーに化けたジュラル星人に多くの選手が
葬られていく中、ジュラル星人であることを見抜いた研は彼に戦いを挑む。
多くのプロのボクサーが葬られているにも関わらず、何故か小学生の研が
ボクサーに化けたジュラル星人に決定打を打ち込んだところで
ジュラル星人との本格的な戦闘に突入する。
小学生の身でありながら、プロのボクサーが敵わなかった相手に
決定打を打ち込んでいるのは、色々とツッコミどころが多い。
それ以外にも、選手が死亡するまでストップをかけない審判など
他にもツッコミどころが多い始末。
第65話:
・最終回でジュラル星人と魔王との最終決戦となるのだが、
緊急報告で未知の基地が発見されたとの情報が入る。
基地の調査を依頼されているにも関わらず、のっけから
戦ってきますと宣言したうえで、「今日こそジュラル星人の最後だ」と
バリバリの殺意を持って基地への突撃を図る。
普段より苦戦の末、ジュラルの基地を撃破。魔王とジュラルの軍勢を
地球防衛軍の応援隊とともに迎え撃つことに成功。
長きに渡る戦いにようやくピリオドが打たれ、地球に平和が訪れたのであった。
その際に、応援隊の機体に「応援、ありがとー!」と感謝の念を伝えるのだが
視聴者からは一貫して「してねーよ!」と返される始末であった・・・
有名な場面を挙げていったが、これもまた抜粋に過ぎない。
小学生でありながら、鬼畜ヒーローにも等しい性格をもった
チャージマン!研は、単にネタで片付けることのできないほどの
魅力(?)を持っているのは周知の事実だろう。
さて、今回はここまでになるが、いかがであっただろうか。
おそらく次回もチャージマン研!にまつわる話しになると思うので
気になる方も気にならない方も、読んでいただければと思います。
それじゃあ、あじゃどう!
ΩND