こんにちわ。NABIKIです。
前回に引き続いて、今回もチャージマン研!について
語っていこうと思います。
前回はチャージマン研!の主人公である、泉 研(いずみ けん)の
家族、泉一家について語りました。
今回は地球陣営のキャラクターについて語っていきましょう。
渚先生(なぎさ):
研の通う学校の担任の女性教師。イカれたキャラクターで構成されている
本作において比較的まともな描写が多い普通の地球人。
準レギュラーであることや、研と関わりのある人物という事で
何かとジュラル星人絡みのトラブルに巻き込まれる。
声や表情などの要素に時たまエロスを感じさせるものがあるのか
紳士の視聴者たちからは根強い人気を誇っている。
そんな彼女の魅力を下に抜粋しよう。
・第13話:
いきなり彼女が横たわった状態で話しが始まる。
渚先生はジュラル星人に誘拐され、明日の社会科見学で訪れる海底都市を
破壊するように洗脳されてしまう。
当日海底都市を訪れた際に、色ボケ局長からの案内を受けて施設を
見学するのだが、その際に謎パワーで局長を洗脳し、
海底都市を破壊するためにその場にいたロボット(No.12)に
酸素の供給を止めるように指示を出してしまう。
不審に思った研の行動により、すんでのところでレバーの操作を
止めることに成功。
研がチャージマンに変身した瞬間にどのような原理か一切説明されず、
謎のパワーによって、渚先生の洗脳は解除されるのであった。
洗脳が解けたあとは、研に「毎日の帰りを守ってくれるんでしょ?」と
お茶目な一面を見せるのであった。
・第44話
研が何日も学校を休んでいるのを不思議に思った渚先生は
彼の家を訪問しようとするのだが、道中で研に化けたジュラル星人と遭遇。
催眠術をかけられ、研と同じ場所に幽閉されてしまう。
この時の催眠術を受けたときの声と、牢屋に入れられた時の声が
「あぁん💛」というかなりエロい声だったため、視聴者になかなかの
インパクトを与えている。
ジュラル星人の手によって、水責めで処刑されそうになるも
研がチャージマンに変身したことで形勢逆転。ジュラル星人を撃破した。
描写こそないものの、次の日に点呼をしている描写があるため
無事、救出されたようだ。
ちなみに水責めにされた際に、研に助けを求めるのだが、
その時の空耳で「ミクミク~💛」と聞こえてしまっている
※正しくは「泉くーん」なのだが・・・
本当に一部の抜粋でしかないが、渚先生は他のエピソードにも
ちょこちょこ登場している。
先述した通り、他のメインキャラクターがイカレまくっているため
埋もれがちだが、渚先生には他のキャラクターには無い、
魅力がいっぱい詰まっているのは確かなことだろう。
吉坂博士(よしざか):
日本を代表する科学者の一人であり、研に好意的に接してくれている
人物の一人。博士という立場上、様々な方面に顔が利くのか
研を施設見学に案内するなど、何かと支えてくれている。
本編での登場はたまにしか無いため、彼が登場するエピソードは
数えるほどしかないが、彼の持つ独特の特徴が視聴者の脳裏に焼き付いている。
それはなんと、「生足」であるということ。
おまけに足がややO脚(オーきゃく)ということもあってか、
なかなかにインパクトが強い。
そのため、登場するために「穿けよ(はけよ)www」や「生足博士」などの
コメントが飛び交うことが定番となっている。
と、ここまで記述したが、正しくはタイツを穿いているのである。
ただし、穿いているタイツの色がよりにもよって、肌色のため
(現在の言い方に直すと、「うすだいだい」、「ペールオレンジ」など)
思いっきり足を露出しているようにしか見えないことになってしまっている。
そんな博士が登場した印象的なエピソードを下に示そう。
・第11話
地球に向かってアイアン星という流星が衝突する危険性が示唆された。
地球の危機を救うため、研に危険であることを承知のうえで
アイアン星の衝突を防ぐための依頼をする。
この時は下半身が写されていないため、生足の描写は残念ながら無い。
ちなみにこのエピソードは、地球の危機を救うためにジュラル星人を率いる
魔王様と一時的に手を組む激アツエピソードとなっている。
・第17話
自身の研究室で何かの研究をしているのだが、何の脈略も無く
部屋にいた巨大ロボットにいきなり誘拐される。
結果としてジュラル星人のに手によって連れ去れており、
チャージマンの弱点を吐かせるために、電気責めの拷問を受けてしまう。
しかし、頑なに「研に弱点など無い!」一点張りで答えており、
実際に弱点が無いのか、研のために自供しなかったのかは不明。
ちなみにこの回では、トレードマークの生足は残念ながら
わずかにチラリズムする程度である。
・第34話
地熱の利用により(作中では”ぢねつ”)山間部での工場建設が可能になったと
研に説明してくれる。続いて、地下で核爆発を起こさせて、その時の
熱エネルギーを利用しているとも語るのだが、そもそも核爆発は
放射能汚染などの問題があるため、現実的な実用性からも現在は
実用されていない手段である。
一応平和利用目的としての要綱があるため、全くありえないと断言はできないが
作中では爆発の直後に建物が倒壊しているため、被爆の危険性が
著しく高い可能性は無視できないなど、ツッコミどころが多い。
結局、ジュラル星人の手によって起こった事態であると発覚するのだが
いつも通り研の手によって全滅させられる。
その後、工場が森にできたことで、自然や生物に悪影響がないかを研が
博士に質問するのだが、「工場廃液は工場内の処理タンクで処理できるのだ」と、
肝心の放射能汚染については粉微塵にも触れていないなど、
科学者としてあるまじき言動が目立つ。
未来世界では核の完全制御が実証されているのだろうか。
はたまた、人類が放射能に対して免疫でも身に着けたのだろうか。
真相は誰も知る由は無い・・・
・第35話
ボルガ博士の回。
日本を代表する科学者の一人として、レセプションに参加。
ボルガ博士が偽物であることを訴える研に、「今日は帰りなさい」と
言うのだが、謎パワーでボルガ博士の体内に仕組まれたバクダンの音を
聞いた研はボルガ博士をスカイロッドまで連行。
みなさんご存じの通り、「ボルガ式解決法」で事件は解決(?)を迎える。
一連の事件のあとに、研に対して
「(ボルガ博士は)きっと空の向こうから見ていて下さっているよ」と
研を励ますのであった。
この回ではボルガ博士が目立っているせいか、吉坂博士は
あまり出番が無い回となっている。
・第65話
ジュラル星人がようやく本気を出したことで、各地に甚大な被害がもたらされる。
これを受けて、ジュラル星人の基地が海底にあることを突き止めた報告を受けた
吉坂博士は、研に基地の調査を依頼するのだが、肝心の研はのっけから
人類のために戦ってきますと誓っているので、博士の依頼はスルーされて
しまっている。
渚先生と同じく、ちょこちょこ出番はあるのだが、メインを張る
エピソードとなると、かなり限られてくるのが実情だろう。
それでも、生足のインパクトが強いため、視聴者の記憶には
比較的残りやすいキャラクターであると言えるだろう。
馴れレーション(ナレーション):
他の様々なアニメにも、状況を説明するためにナレーションと呼ばれる
登場人物以外での説明がなされることもあるが、これは本作においても
見られる表現方法である。
しかし、チャージマン研!におけるナレーションは、
声のイントネーションや話し方、語尾の「○○なんだ!」という表現が
視聴者の印象に残りやすいのか、つけられたあだ名が「馴れーション」と
なっているのである。
色んなエピソードに登場しているので、同じように下に抜粋しておこう。
・第06話
研が通っている学校を含めて、世界中の学校が小学校から大学まで
一つの建物中に納められていると、馴れ馴れしく教えてくれる。
・第12話
こちらは馴れーションとは違い、ニュースに出演しているアナウンサーなのだが
馴れーションを務める声優さんが同じであることや、見た目がかの有名な
「ムスカ大佐」に若干似ているのか、コメントなどは「ムスカwww」だったり、
人によっては似ていないのか「言うほど似てない」など、意見が分かれる模様。
なお、今回の話しは野菜コンビナートから野菜が消失している件を受けて
ニュースによる報道がなされるのだが、現時点での原因は究明できておらず
今後は野菜だけなく、肉や魚も不足することが想像されると、確たる証拠もないのに
憶測で語るという、メディアにはあるまじき行為が見られる。
あくまでも番組の出演者が、今後の予想を話すことはありえなくも無いが
報道番組が憶測で物を語るのは、メディアの信用性を損なう恐れがあるため
一般には慎むべき行為であるとの認識が強い。
もっとも作品が作られた時代が時代なので、深く考えすぎなのかもしれないが・・・
・第14話
大仏がジュラル星人の手によって操られ、重要施設の破壊を繰り返していくのだが、
テレビのニュースで報道された際に、大仏が目撃されたこと、
エネルギー施設が何者かによって破壊されていることを受けて、
「もしかしたら、この大仏の仕業ではないかと、噂されております。」と
またしても、憶測で報道するガバガバっぷりが見受けられる。
・第28話
新型宇宙ロケットZ9号を巡る話し。いつも通りの馴れーションが展開されるのだが
ロケット工場の説明で、あろうことか馬鹿デカいと表現し、視聴者から
「言葉を選べwww」と言われてしまっている。また、次のセリフで
「一分の狂いも無い点検に点検を重ねているのが分かるだろう?」と
問いかけるのだが、視聴者から見れば、それが分かるような描写は一切ない。
また、この話しではロケット開発に関わる博士が地球人に化けたジュラル星人と
取引きをする場面があるのだが、そのときのジュラル星人の顔つきが
ゴルゴ13で有名な”さいとう・たかを”氏の絵柄に若干似ていたことから
妙な印象を残している部分もある。
・第50話
みなしごセンターのお話。みなしごセンターの説明がされるのだが、
「ここはみなしごセンター。お父さんやお母さんが死んでしまって
独りぼっちになってしまった可哀相なお友達が大勢いるんDA☆
でも、みんな挫けずに明るく元気に暮らしているんDA☆」と
いつも通りの馴れーションで、語り始める。
確かに両親を失い、厳しい現実の中で生き抜いているのはたしかだが、
馴れーションのウザさも相まって、どこか癇癪に障る気が拭えない。
作中に出てくる子供たちの一部は、地球人に化けたジュラル星人に引取りという
名目で連れ去れたため、実際に可哀相な目に遭っているのだが・・・
・第52話
海底油田のお話し。ちなみにこちらにはタイトルからして問題が発生しており
よりにもよって、「海底油田を爆破しろ!」と完全にジュラル目線の
タイトルになってしまっている。
そこはせめて、「海底油田を奪取せよ!」や「危機一髪!海底油田!」など、
別のタイトルにしておくべきだと思うのだが・・・
こちらも例にもれず、しばらくBGMが流れた後に馴れーションがはいるのだが、
石油が不足していることから、海の中に眠っていた石油も利用されていることが
語られるのだが、どのように利用しているのかの部分を「専門的なことはともかく」
と、重要な部分を省いたものになってしまっている。
・第54話
蠟人形館の回。いつも通りの馴れーションで視聴者へ
「みんなの中にも行った人もいるだろう?」と問いかけてくるのだが、
なかなか蠟人形館へ見学へ行った人など少ないため、視聴者からは
「ねーよwww」や「ないです。」とツッコミが入っている。
・第62話
農業コンビナートの回。安定の馴れーションではあるが、未来での農業における
能率がかなり改善された結果、太陽熱を光に変換して程よく食物に与える
太陽電池センターの開発。人工の雨を降らせるヘリコプターの運用により
日本中どこでもおいしい野菜や米を食すことができるなど
いつもと比較するとまともな馴れーションとなっている回である。
・第64話
マンモスコントロールセンターの回。未来社会を支えているマンモスコントロール
センターについての説明がなされるのだが、いつもとは違って、
「コントロールしているのが、マンモスコントロールセンターと呼ばれる
コンピューターセンターDEATH(です)☆」と、珍しくDA☆で言い切っていない
数少ない場面がある。
しかし、肝心の説明は「んが、万が一、このコントロールタワーが故障して
しまったら、家庭生活も都市機構も完全にストップしてしまうんだ」と、
どこか他人事のように語っただけで終わってしまう。
それにしても、このコントロールセンターが壊れた時に備えて、予備の
施設などは用意されてないのだろうか・・・
・第65話
最終回。最後はあまり馴れーションさが出ておらず、研の手によって
ジュラル星人が全滅し、地球に平和が再び訪れたというナレーションで
今作は幕を閉じるのであった。
前回と同じように有名な場面を抜粋したのが、結構な量になってしまった。
今回取り上げたのは、一応準レギュラー的なポジションなので
ちょこちょこ出演する機会は多いのだが、いかんせん、
研を始めとした泉一家が総じて狂っていることやジュラル星人のキャラが
濃すぎてその陰に埋もれてしまっているのが実情である。
さて、今回はここまでになるが、いかがであっただろうか。
次回はある意味主役にも等しいジュラル星人にまつわる話しになると思うので
気になる方も気にならない方も、読んでいただければと思います。
それじゃあ、あじゃどう!
ΩND