【好きなゲーム】語っていこう③【ゼウス2 カルネージハートセカンド】

こんにちは。NABIKIです。

 

前回はゼウス2のキャラクター、主人公であるグラハムと

彼の所属するフォックストロット中隊について語っていきました。

 

今回はのちに合流するデルタ中隊と他の面々について

語っていこうと思います。

 

前作から登場したキャラクターが続投しているので、

前作をプレイ済のプレイヤーにはうれしい要素となっています。

 

 

それではどうぞ。

 

 

マーク・グラント:(前作主人公)

木星方面軍 デルタ中隊を率いる中隊長であり、前作の主人公。

前作で描かれた、木星での叛乱を鎮圧した英雄として評価されている。

 

今作では、火星・クラウナン地区で起きた、騒動の元凶ともいえる、

ダガン・リーの討伐を木星軍の総司令であるオトラント少将から任命されている。

初代ゼウスでは、当時准将であったオトラントから、カウニッツ大尉が

殉職したため、新たな中隊長として任命されると同時に、中尉へ昇給した。

 

その後も木星方面軍として任に当たっていたため、今作での階級は

ブラポと同じく大尉となっている。

 

キリングの裏切りによって、ブラポ隊は壊滅してしまったが、彼の語る話しでは

のちにブラポ隊と合流して、ダガン・リー討伐の任に当たる予定だったらしい。

しかし、任務の秘匿性から、ブラポ大尉も概略しか知らされず、

ものの見事に出鼻をくじかれる形となってしまったとのこと。

 

私生活の面において、ほぼ描かれることはないが、同じく木星方面軍に

所属していたアリアとは恋仲になり、その後結婚することなった。

ちなみに彼女は専業主婦として、マークを支えているとのこと。

 

前作のストーリーをプレイ済のプレイヤーはご存じかもしれないが、

木星の出身でありながら、木星の軍人として、同じく木星圏の人々が起こした

叛乱を鎮圧したことから、彼の心に陰りを落としている。

 

マークとしては、自身が軍人であったこと、当時上官であったカウニッツ大尉が

反乱軍に殺害されたことから、敵討ちとしての大義名分ができたため、

木星方面軍として戦うことを誓ったと、語っている。

それでも、木星圏が改善されることは望んでいるため、たとえ戦闘中であろうとも

被害はなるべく出さないようにしたいと、作中でキリングにも打ち明けている。

 

しかし、結果的に木星での叛乱を鎮圧したため、当時敵対していた

彼のハイスクール時代友人たちが所属するカリスト独立党のメンバーは

反乱分子の中心人物であったとして、戦後に処刑されることとなった。

 

マーク自身も仕方ないこととはいえ、この件には心を痛めている。

本人は自分が周りから何を言われようとも、自身が耐えていれば

それで事が済むと語っているため、周りから裏切り者呼ばわりされても

仕方のないことだと、陰りを帯びながら語っている。

 

そのため、彼の友人であったモンドの妹であるニラーダからは

すさまじい憎悪を向けられており、自分一人が抱え込んでいれば

それで済むだなんて身勝手であると糾弾されている。

 

加えて、キリングがダガン・リーの側に寝返ったため、

ジョンからもその責任を追及されるなど、後にも先にも苦労が絶えない人物である。

 

このような過酷な状況下に身を置きながらも、

軍人として、一人の人間として、責務を全うしようとするなど

軍人、人間としても立派な人物であることが強く描かれている。

 

使用するキャリアはキャメル。

前半では、ノーランダーとマリアエレナ。

後半では、綾影とアラクネー。

 

前半と後半を問わずに、彼のO.K.Eは非常に優秀な性能となっている。

流石は、前作の主人公といったところか。

 

シミュレーションで手に入るのは、前半でノーランダー、

後半では綾影のROMが手に入る。

 

 

ライラ・スチュアート:

前作のヒロインである、アリアと同じくスチュアート家出身の女性。

24歳であり、アリアとは従妹の関係にあたると同時に、メインヒロインの一人。

 

アリアと同様に英才教育を施されて育ったため、優秀な人物であるが、

常に周囲からの期待に応えなければならない状況下に身を置いていたため、

常日頃からかなりのプレッシャーを感じていた。

 

彼女が初登場する際、マークから彼女が火星人であることが語られるが

プレイヤーから見れば、パット見で火星人であることが分かるような描写は無い。

ストーリーが後半に進むと、グラハムたちが序盤に身を置いていた

サピュルス陸軍基地へ進撃することとなる。

 

ブラポ隊が壊滅した時に、基地は火星軍によって占拠されたため、

基地を奪還するには、彼らと戦う必要があるのだ。

 

進撃しようとすると、マークからライラへ次の敵が火星軍あることが告げられる。

口ごもるマークに対して、自身が火星軍に身を置いているが

今はマークの部下であり、木星方面軍の立場であることから、

ためらわず火星軍と戦えることが伝えられる。

 

それはかつて、木星の人間でありながら、木星方面軍として、

木星の人間と戦った、マークと同じであると語るのであった。

 

その後、出撃前にニラーダから何故火星軍に身を置いているのか聞かれると、

火星には思い出があるからだと答えてくれる。

残念ながら、この場で深堀りされることは無いが、お互いの胸の内を

語ってくれたことから、ニラーダや他のメンバーとも更に打ち解けられた模様。

 

使用するキャリアはゼファー。

前半では、マリアエレナとネグローニ。

後半には、グラスホッパーとチァーイカを使用する。

 

シミュレーションで手に入るのは、前半でネグローニ。

後半では、チァーイカのROMが入手可能。

 

 

ラミアム・マクガイア:

地球圏、アメリカ合衆国の出身。

マーク同様、前作から続投したキャラクターの内の一人。

訓練校時代はマークやキリングと同期であり、その頃は嫌味たらっしく

なかなか自己中心的な人物であった。

 

が、本作では全くといっていいほど、そのような場面は見られず、

寧ろ、他のメンバーを気にかけるなど、性格が体型に負けず劣らず

すっかり丸くなっている。

まんまる、だーい好き!

 

ただし、体格や特徴的な顔立ちからか、ジョンからは「バケモンかと思った」と、

言われてしまっている。その分良い人だとも言われてはいるのだが・・・

 

今作でも引き続き、緊急派遣軍に身を置いており、マーク達が遠征している間に

アダマース基地が襲撃を受けた際は、救援に駆け付けてくれる。

 

彼曰く、ラミアムたちが作戦に参加するのは、よっぽどの緊急事態であることが

伝えられる。「要するに、自分たちに与えられた任務は、自分たちの手には

負えませんでした。」と、言っているようなものとのこと。

 

マーク達が基地へ帰投すると、「おかえり。マーク」と、

以前とは考えられないほどに穏やかになっている。

 

その後、ともに作戦にあたることについて、マークは上官ではあるが、

軍の堅ッ苦しいところが苦手なことから、基地内では名前で呼び合うように

していると彼に告げる。

 

軍であるからこそ、そういった部分は重要だと考えるも、上官のマークが

そう考えるなら、それでもいいと承諾するなど、

突っかかってくるような描写がほとんど無いほどであった。

 

作中では残念ながら描写こそないが、木星反乱事件を通じて、

マークの人間性から彼も感化されたのではないかと推察できるが、

果たして・・・

 

使用するキャリアはキャメル。

前半では、ラスティネールとチキンハンター。

後半では、ダークコフィンとロータス

 

ちなみに、マーク達が基地を離れている間に、所属不明軍が襲撃してくるので

彼から借りたO.K.Eで1戦だけ戦闘することになる。

 

いずれのO.K.Eも尖った性能ではなく、安定した性能であるといえる。

 

シミュレーションで手に入るのは、前半でチキンハンター。

後半では、ダークコフィンのROMが手に入る。

 

 

アンナ・ボーソン:

緊急派遣軍に所属する、ラミアムの部下にあたる女性。

20歳であり、本作のメインヒロインの一人。

 

彼女の年の離れた兄が軍に所属しており、憧れであった彼の後を追って、

自身も軍人を志した。が、自身に軍人の才能が無いことは認識していたため

そのことを気にしているが、ラミアムからは認められているため

実力は申し分ないほどである。

 

いつの時点かまでは不明だが、彼の兄は木星反乱事件によって

命を落としているため、彼女は木星人に対して憎悪を抱いているらしいのだが、

木星出身であるマークに対して、特段そのような振る舞いはない。

 

自身と同じ、若年士官であるグラハムやジョンとは何かと交流があり、

最初は気安く名前で呼んだジョンに対して冷たくあしらったが、

基地にいる時ぐらいは、お互い親睦を深めるため、名前で呼び合おうと提案され

彼女はこれを承諾。

 

その後、グラハムと二人で話す機会があった時は、

彼が自身より4つも年下であったことに驚きを隠せないでいた模様。

 

使用するキャリアはゼファー。

前半では、パークドッグとモッキンバード

後半には、トリンカーとアングリフを使用する。

 

シミュレーションで手に入るのは、前半では、パークドッグ。

後半では、トリンカーのROMが手に入る。

 

 

ニラーダ・テサワ:

木星方面軍の情報部に身を置く女性。

22歳であり、本作のメインヒロインの一人。

 

彼女の兄はモンド・テサワであり、前作にてカリスト独立党の中心人物でもあった。

彼女は幼いころ、兄に大変可愛がられていたが、両親が離婚することになり

お互いの距離が離れてしまった。このときニラーダは4歳であったが、

やさしく接してくれた兄のことはしっかりと記憶しており、

後述の件で、兄を亡くしたことをきっかけに、軍を志願するようになった。

 

終戦と同時に中心人物であった兄のモンドは、見せしめとして処刑されたため、

同じ木星の人間でありながら、かつての友人である兄と戦い、

その後英雄として称えられているマークに対して、深い恨みを抱いている。

 

前半で、キリングの軍隊に包囲されたことから、救難信号を発信。

辛くもマークの部隊に救われるも、自身が嫌悪する人物に救われたことから

複雑な心境を見せる。

 

そんな状態であったため、ジョンから何の任務だったのかを問われるも

素っ気なく返しており、彼と衝突している。

その後は、ジョンの方から先に彼女へ謝罪があり、女性から冷たくされることに

馴れていないと語った彼に、自分も怒りに任せて言ってしまったと

お互いに謝罪したことで和解。

その時の流れで、兄であるモンドの顛末と、マークに対する恨みなどが語られ

彼からは自身を恨んでくれて構わないと言われるが、

自分だけよければそれでよいという考えは身勝手であると、マークを糾弾する。

 

それを見かねたラミアムから、彼女の方が身勝手であると言われるも

自分自身心の中で決められていない節があり、自分でもどうしたらいいのか

分からないと語っている。

 

グラハムを見た時に、ついでと言わんばかりにグラハムも好きではない

打ち明けるが、その真意は果たして・・・

 

使用するキャリアは、ランバージャック。

前半では、A.S.Eのキューケンとローケン。

後半では、A.S.Eのスパンキーとアヌビアス

 

シミュレーションで手に入るのは、前半では、ローケン。

後半では、アヌビアスが手に入る。

 

ただでさえ、戦闘には向かないA.S.Eを使用していることに加え、

肝心の編成は4機小隊。

しかも、唯一戦えるであろうローケンやアヌビアスは、

フィールドをただひたすらにグルグル回っているだけなので、

全くと言っていいほど、役に立ってくれない

 

兄であるモンドのO.K.Eは優秀であったが、妹である彼女のO.K.Eは

全く真逆の結果となってしまった・・・

 

そのため、戦力的に観れば全くあてにならないため、

彼女の救難信号を無視したとしても、全く戦力には影響が出ない始末。

心が痛まないプレイヤーなら、見捨てられることも珍しくない

本作におけるシステム的な面で苦労人とも言える人物。

 

 

まとめ:

今回はゼウス2のストーリーに登場するキャラクター達について語ってきました。

次回はいよいよ、敵勢力であるダガン・リーを始めとした

キャラクターについて語っていこうと思います。

 

今回はマークたちをメインに取り上げましたが、今回も結構な量になりましたね。

前作と違って、メインヒロインが複数おり、エンディングにも影響するので

前作からドラマチックゲームとしても、進化していると言えるでしょう。

 

 

それでは今回はここまでになります。

 

気になる方も気にならない方も、また読んでいただければと思います。

 

それじゃあ、あじゃどう!

 

 

ΩND