【好きなアニメ】語っていこう⑤【チャージマン研!】

こんにちわ。NABIKIです。

 

前回に引き続いて、今回もチャージマン研!について

語っていこうと思います。

 

前回は地球陣営の準レギュラーキャラクター達について語りました。

 

今回はある意味で主役に等しいジュラル星人について語っていきましょう。

 

 

ジュラル星人

本作におけるメインの敵キャラクター。宇宙のはるか先にあるジュラル星より

襲来した敵性宇宙人である。

 

作中の地球よりも500年先の科学力を誇り、様々な手段を用いて

地球人たちへ宣戦布告する。

 

見た目は人間を凌ぐほどの身長をほこり、単眼である。胸には的のようなマークが

共通して描かれ、腕は伸縮自在のムチのような形状となっている。

作中を見る限りでは、身体能力は地球人を上回っており、戦闘能力においても

一般人を凌いでいることがうかがえる。

 

最大の特徴は地球人に擬態できること。

この能力を駆使して、人間社会に紛れ込み、人類の生活を脅かさんとする者や

研を始めとしたレギュラー陣を欺く者など、非常に多くのジュラル星人

姿を変えて地球で暗躍している。

 

明確な描写こそないものの、擬態能力は非常に高く、彼がジュラル星人であると

見抜くことができたシーンは視聴者を除いて少ない。

これらの特徴や宇宙からやって来たという設定から、人によっては

平成仮面ライダーの”仮面ライダーカブト”に登場する敵対勢力、”ワーム”を

連想した視聴者もいる模様。

 

彼らを統率する、ジュラルの魔王にあたる人物は上記の特徴を持っておらず

個体として特有の外見を持っている。

 

性格の面においては、地球人に対して明確な敵対意識を持っているが

個体によっては、地球人のように愛に目覚めた者たちもいる。

彼らの魔王いわく、「感情などという下等なものは、とうの昔に捨てたのだ!」

と語っているものの、当の本人は怒りの表情で𠮟責していた

 

種族に共通している弱点は、火などの高温に弱く、化学成分などを

浴びてしまうと跡形もなく溶解してしまうほどに耐性が無いこと。

 

その他の特徴には、仲間意識が非常に強く、自身の仲間が倒されたりしたときは

そのことを恨みに報復する姿勢を貫くほど。

ただし、裏切り者に対しては厳粛な態度をとり、いずれも自分たちの手で

粛清している。

 

ここまで書くと、良くも悪くも侵略者らしい性質と言えるのだが、

問題はそこではない。実際に下記に示していこう。

 

まず第一に、非常に回りくどい作戦が多い。

これはジュラル星人を代表する性質と言っても過言ではなく

本作を語るうえで外すことのできない要素ともなっている。

 

・主人公である研の住居を知っていながら、研をおびき出す。

(奇襲なり爆撃でも仕掛ければ、非常に有利であるにも関わらず頑なにそうしない)

 

・かつて絶滅したおもわれていた蝶の一種を密かに保護し、

 人間の細胞を喰らうように品種改良し、人間を襲わせる。

 それも50年も前から着々とあたためていた。

 

・人間が聞けば狂ってしまうレコードを販売し、人々を狂わせる。

 

わざわざ自分から投獄される形で囚人たちを利用して、人々に襲わせる。

(お前たちで戦えばいいだろ・・・)

 

・放火犯の少年を脅し、放火し続けるように仕向けるが、

 肝心の本人たちが結局燃やし始める。(脅した意味は・・・?)

 

・子供たちに毒キノコを食べさせて怠け者に変えてしまうと画策するが

 効果がすぐに表れないうえに、対象となる子供の数も少ないため

 費用対効果の面から見てもあまりにも地味すぎる。

 

・時代の流れについていけず、男性が自殺しようとするのだが失敗する。

 再び自殺しようとする彼のもとに音速で自殺用の縄をこしらえて

 自殺するように仕向け、頑なに自分たちで殺害しようとしない。

(いわく、一人でも多くの人間が死ぬのが望みと語っているが、

 それなら自分たちで積極的に殺害すればいいだけである。)

 

・妊婦の食事に工場廃液を混ぜて、奇形児が生まれるように仕向ける。

 作中屈指の外道な作戦であるが、直接的な殺害を除いて回りくどいものの

 非常に胸糞の悪い作戦となっている。

 

・研達の搭乗した飛行機で、彼らを襲撃するためだけに他の乗客たちの

 チケットを全て買い占めて、奇襲を仕掛ける。

 

・研を騙して、孤島まで拉致することに成功するのだが、何故かそこでトドメを

 刺さずに、孤島に縛り付けにしたうえで、生きたまま猛禽類のエサになるように

 仕向ける。

(また拉致の仕方も飲み物に睡眠薬を仕込むというもので、仕留める目的なら

 致死性の毒薬でも混ぜれば、丸くおさまる話しである)

 

・蠟人形館の人形に化けて、勤める職員にわざわざ語り掛け、

 人形を燃やすように仕向ける。いわく蝋人形が燃えれば、

 大勢の死人を出すことができるとのことらしい。

お前が直接燃やせよ・・・

 

・サーカス団を運営し、調教しているトラに研達を襲わせる。

 束になっても勝てないから、他の戦力が欲しかったのだろうか・・・

 

上記の内容は、抜粋したまでに過ぎず、ほぼ毎回回りくどい作戦が

展開されるため、語っていたら全ての回が該当しかねないという有様。

 

各エピソードには、彼らが地球人に擬態した様々な描写を観ることができるので

気になる人はぜひ観てみよう。

 

 

ジュラルの魔王:

ジュラル星人を率いる彼らのボスにあたる存在。先にも記述した通り

他のジュラル星人とは外見が全く違い、灰色の体色に目が二つあるなど

多くの個体とは明確な違いがある。

 

彼自身も擬態能力を備えており、作中では魔女っ娘のような外見に擬態して

研をハニートラップで捕らえることに成功している。

 

作中では自身の基地が爆破しそうになったところ、部下を優先して脱出させるなど

仲間思いな面がある一方で、研がジュラル星人の作戦において、

障壁となっていることを進言する部下に「気にするな!」と言って

取り合おうとしないなど、やや抜けた無能な面も見られる。

 

しかし、とあるエピソードでは地球に危機が迫っていることを知ったのちに

侵略する惑星が無くなられては困るという理由から、

自ら研と手を組んで地球の危機を救おうとするなど、

非常にアツい一面も持ち合わせている描写が見られた。

もうこれが最終回でいいんじゃないかな・・・

 

 

今回取り上げたのは、ある意味本作の主役ともいえるジュラル星人を取り上げた。

彼らの代名詞ともいえる回りくどい作戦は、彼らと本作を語るうえでは

やはり外すことのできない重要な要素と言えるだろう。

チャージマン研!が今作でも愛される作品となっているのは、

彼らのこうした回りくどい行動によるところも大きいだろう。

そういった意味では、ある意味研と並んで功労者ともいえる。

 

さて、今回はここまでになるが、いかがであっただろうか。

 

今回までに結構な数を語ってしまったので、要望があればまた語るかもしれません。

 

気になる方も気にならない方も、また読んでいただければと思います。

 

それじゃあ、あじゃどう!

 

 

ΩND