こんにちは。NABIKIです。
前回はモンスターファームの用語、第十弾について語っていきました。
今回も引き続き、モンスターファームにおける世界観や用語について
語っていこうと思います。
第十一弾は、モンスターの仕事についての解説となっています。
仕事:
本作では、仕事という位置づけでアルバイトをこなすことにより、
パラメータの育成とわずかながらの賃金を受け取ることができる。
どの仕事もFIMBAが管轄する事業となっているため、
どのようなモンスターであったとしても受注することができる。
この世界における一種の公共事業に近い立ち位置と思われる。
仕事は大きく分けて2種類になり、簡単な仕事とハードな仕事に分かれている。
ここでは便宜上、簡単な仕事を”軽仕事”、ハードな仕事を”重仕事”と区分けする。
軽仕事は一つのパラメータを鍛えられ、疲労とストレスの蓄積は少量。
(疲労は軽仕事2回で香り餅1回分、ストレスは軽仕事3回で冬美草1回分ほど)
重仕事は2つのパラメータが鍛えられる反面、1つのパラメータが減少する。
疲労とストレスの蓄積は軽仕事の約2倍ほどとなる。
モンスターには各パラメータに対して適正と呼ばれる要素が存在し、
得意なものとニガテなものがそれぞれ存在している。
ニガテなものは失敗しやすい傾向が強いが、忠誠度が上がることで
成功率は格段に上昇し、能力値の伸びも比例して上がっていく。
それでは順に、仕事の内容を確認していこう。
怪力車引き:
ちからを上昇させることができる軽仕事。賃金は100G。
モンスターが荷物を載せた荷台のような車を引いて運ぶことで
ちからのパラメータを育成しつつ、運搬業の役割をこなしている。
ちからが上昇するのは、重い荷物を運ぶため、当たり前の結果と言えるだろう。
ちなみに失敗した場合は、荷物をこぼしてしまったり
車が前に進まなくなってしまうアニメーションとなる。
狩り:
命中を上昇させることができる軽仕事。賃金は100G。
狩人のお手伝いとして、標的となる鹿を威嚇して狩人側へ誘導するのが目的。
モンスターごとに鹿に対する威嚇の仕方が異なるため、一見の価値あり。
狩りで命中が上がる理由としては、標的となる鹿に対して、
意識を集中しているためと推察される。
ちなみに失敗した場合は、鹿にガン無視されるうえに、狩人から
怒られてしまうことが多いアニメーションとなる。
畑仕事:
かしこさを上昇させることができる軽仕事。賃金は100G。
モンスターが畑から野菜を収穫することで、かしこさのパラメータを育成しつつ、
農業の役割をこなしている。
かしこさが上がる理由としては、如何に効率的かつ、野菜を傷つけずに
収穫するかに主眼を置いているからと思われる。
ちなみに失敗した場合は、野菜とは違うものを亜空間から持ち出したり
野菜を引きちぎってしまうアニメーションとなる。
森仕事:
回避を上昇させることができる軽仕事。賃金は100G。
モンスターが、森の中で枝木の剪定を行ったり、木に実った果実を収穫したりと
林業や農業に近い役割をこなしている。
回避が上がる理由は、あまり思い当たらないため、
とりあえず当てはめたといった感じだろうか?
無理やり解釈するならば、木が生い茂る狭い空間の中で、
器用に動き回った結果、回避が上がった感じと思われる。
ちなみに失敗した場合は、選定に失敗したり、果実が収穫できない
アニメーションとなる。
用心棒:
丈夫さを上昇させることができる軽仕事。賃金は100G。
モンスターが、とある施設の門に陣取って警備にあたる仕事となっており、
警備業の役割をこなしている。
警備する施設は名称や何をしているかさえ不明だが、
FIMBAが事業を管轄していることから、モンスター関連の施設に
侵入されることのないように、警備に当たらせているものと思われる。
ちなみに侵入者の出で立ちは黒帽子に黒服と如何にもな服装である。
どれだけモンスターに捕まえられようが、ビームを浴びせられそうになろうが
めげずに侵入を試みるあたり、ハートはタフなようである。
丈夫さが上がる理由としては、カラダを張っているからと思われる。
ゲルなどは自身の体で侵入者を縛り上げたりするため、
耐久面が鍛えられるのは納得いくのだが、中には威嚇したりして
触らずに追い払う種族もいるので、手段はまちまちといったところ。
ちなみに失敗した場合は、侵入者に直前で逃げられてしまうアニメーションとなる。
山仕事:
ライフを上昇させることができる軽仕事。賃金は100G。
モンスターが山道で材木を運搬する、運搬業の役割をこなしている。
ライフが鍛えられる理由としては、凹凸のある山道で
重量のある材木を運搬しているため、体力がつくということなのだろう。
ちなみに失敗した場合は、材木を引っ張ることができないアニメーションとなる。
サーカス:
回避が大きく上昇、かしこさがやや上昇し、ちからが減少する重仕事。
賃金は150G。
モンスターがサーカスの催しに参加し、玉乗りや空中ブランコやイリュージョンなど
サーカス団員の役割をこなしている。
回避が上昇する理由は、カラダが身軽になるからといったところか。
かしこさの上昇はどのようにカラダを動かすかを思考しているからだろうか。
ちからの減少についてだが、カラダを鍛えていないとサーカスは出来ないため
若干矛盾した変動となっている。
ちなみに失敗した場合は、玉から転げ落ちたりブランコから落下、
手品で消すはずの人が消えていないなど、モンスターによってアニメーションが
大きく異なる仕事の一つである。
建設:
ちからが大きく上昇、ライフやや上昇し、回避が減少する重仕事。
賃金は150G。
モンスターが、建築に必要な物資の運搬を手伝う内容となっており、
建設業の役割をこなしている。
ちからとライフが上昇するのは、見た目通りに体力仕事であるため。
回避が減少するのは、重い荷物を運ぶがために動きが遅くなるからだろうか。
ちなみに失敗した場合は、うまく荷物が運べなかったり、
荷台が前に進まなくなってしまうアニメーションとなる。
鉱山:
ライフが大きく上昇、丈夫さがやや上昇し、命中が減少する重仕事。
賃金は150G。
モンスターが、鉱山内部で採掘作業に従事する内容となっており、
採掘業の役割をこなしている。
ライフと丈夫さが上昇する理由としては、過酷な環境であることに加え、
すさまじい体力仕事であるため。
命中が下がる理由としては、採掘目標である鉱山自体が大きいために
狙いを定める必要が無いためと思われる。
もっとも、鉱山業は不安定な採掘箇所での従事となるため、
むやみやたらと採掘しようものなら、鉱山内部が不安定な状態となり
落盤などの大事故を引き起こす危険が十分に高いため、
採掘する場所には順序を定めて適切に進めていく必要がある。
ちなみに失敗した場合は、鉱山内部に運ぶ荷車が前に進まなくなったり、
採掘している途中で上から岩が降ってくる落盤とまではいかないが、
シャレにならないアニメーションとなる。
郵便配達:
かしこさが大きく上昇、命中がやや上昇し、丈夫さが減少する重仕事。
賃金は150G。
モンスターが各宅へ郵便を配達する仕事となっており、
郵便業の役割をこなしている。
かしこさが上昇する理由としては、郵送先の住所を把握する必要があり
届間違いが無いように配慮する必要があるためと思われる。
命中に関しては、狩りと同様に集中しているか、郵送先に狙いを定めているからか。
ただし、丈夫さが下がる理由については、いまいちピンとこない。
頭の使い過ぎで体力を使わないからということだろうか??
それにしても、実際にカラダを使って各宅まで郵送しているので
どちらかというと体力仕事だと思うのだが・・・
ちなみに失敗した場合は、荷物を落としてしまったり、郵送先を間違えたり、
郵便物とは別のものを取り出してしまったりするアニメーションとなる。
丈夫さが減少するため、やり過ぎて丈夫さが1になってしまうと、
バトルで相手の攻撃を受けた時点で死亡が確定するので、
回避に全振りしていない限りは、著しく減少させるのは控えるようにしよう。
この仕様を利用して、特定のモンスターの解禁に必要なイベントを
発生させるといった応用も可能。
加えて、かしこさが大きく上昇するため、探検用モンスターの育成には
もってこいの仕事となる。
ただし、先述したように丈夫さが危険なレベルまで減少する危険性があるため、
Dランク公式戦に出場するまでは、80~90台までに抑えておくようにしよう。
まとめ:
今回はモンスターの仕事について語ってきました。
次回も引き続き、用語に関する語りとなっていきます。
第十二弾は大会とバトルについて語っていこうかと思います。
初代では仕事という名目で育成と資金集めができるため、
この仕様が難易度などの点からも初心者が取っつきやすい要素であると思います。
序盤こそ忠誠度の関係で失敗することが多いですが、
ニクもどきを与えたり、他のアイテムを併用することで忠誠度をカバーできれば
仕事の成功確率は高いものになるでしょう。
くどいようですが、郵便配達はかしこさを上げるのに最適な反面、
今作で一番重要となる丈夫さを犠牲にしなければならないため、
やり過ぎてモンスターがケガをしたり死亡させたりしないように気をつけましょう。
それでは今回はここまでになります。
気になる方も気にならない方も、また読んでいただければと思います。
それじゃあ、あじゃどう!
ΩND